名古屋市交通局は、市営地下鉄東山線の全22駅に「ホーム可動柵」の設置工事を進めています。起点の高畑駅を皮切に順次設置を進め、来年2月14日の藤が丘駅への設置(29日稼働)をもって全駅での設置を完了させる予定です。
こちらは設置前日の7月12日に撮影した高畑駅2番ホーム。ホーム柵の基礎を打ち込む部分が既に掘削され、仮の板で穴が塞がれています。
高畑駅は1面2線の島式ホームとなっており、一部を除いて藤が丘から来たほぼ全列車が当駅折り返しとなります。そのため、1番・2番両ホームとも名古屋・藤が丘方面行きとなっており、列車によって使用ホームが異なります。
7月18日に撮影したホーム柵設置後の様子。まずは2番ホームのみの取り付けとなりました。まだ稼働していないので、扉は閉まりません。可動部分は、圧迫感を避けるためイメージパース通りシースルータイプの扉となっており、桜通線に設置されたタイプとは異なっています。
1番ホームには8月23日に設置が予定されており、高畑駅での稼働は9月7日となっています。最初の設置駅のため、動作テストにやや時間がかかるようです。稼働日が今から楽しみです。
列車到着時の様子。うーん、ちょっと基礎部分の処理が…。施工業者の違いなんでしょうか。桜通線は完璧に仕上がっているので、これには拍子抜けしてしまいました。交通局は都心部の鉄道路線の中核を担っていることをふまえ、もう少し見てくれを考えてほしいです(色んな部分で)。
将来のワンマン運転を見越してか、ホームの運転台付近にはかなり大掛かりなモニターが設置されました。
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