地下鉄東山線「本郷」駅前では、名東区で初となるタワーマンション「アトラスタワー本郷駅前」が建設中です。
「アトラスタワー」は、旭化成不動産(東京都新宿区)が展開するマンションブランドの1つですが、今回の物件は同社が名古屋で展開する初のマンション事業となります。今後は名古屋市内でも市街地再開発事業やマンションの建て替えを中心に、積極的に事業を展開していく方針です。名古屋市東部の東山線沿線はマンション需要が非常に高く、現在も各駅前を中心に多数のマンションが建設されています。仮称は「アトラスタワー本郷」でしたが、正式名称には「駅前」が付きました。
建設地は本郷駅のすぐ目の前にあり、交通の便は非常に良いです。写真は敷地の南側。かつてはテナントビルの「本郷パネデス」や、松坂屋ストア(現ピーコックストア)の平面駐車場がありました。奥に見えるマンションはピーコックストアなどの入る「本郷センターハイツ」。1977年に完成した古いマンションで、こちらも再開発が待たれます。
本郷駅ホームより。基礎工事が進んでいます。建物は南海トラフ地震を想定した制震構造が採用されています。
地下階は駐車場になると思われます。
敷地北側より。
【アトラスタワー本郷駅前 概要】
階数 地上23階・地下1階
高さ 81.38m(最高部84m?)
敷地面積 2,796.70㎡
建築面積 1,513.47㎡
延床面積 19,449.92㎡
着工時期 2013年6月
竣工予定 2015年10月下旬
総戸数 158戸
建設地 名古屋市名東区本郷2丁目149番他
建築主 旭化成不動産レジデンス株式会社
設計 石本建築事務所
施工 西松建設株式会社 西日本支社中部支店
【参考】制震タワーマンション「アトラスタワー本郷駅前」のお知らせ(旭化成不動産ホームページ)
【参考】「アトラスタワー本郷駅前」公式サイト
建設地西側にある角地では、民家が数軒解体されていました。跡地はアパート…?
※写真はすべて2014年1月19日撮影。