「(仮称)名古屋市中区錦三丁目計画」は、地下鉄栄駅1番出口の目の前に建設中の地上12階建ての商業ビルです。着工から1年を経て、ようやくタワークレーンが登場しました。
元々この土地には地上14階建てのオフィスビルが建設される予定でしたが、リーマンショックの煽りを受けて頓挫し、一時的にコインパーキングとして活用されていました。さらにその前は、ウォッチマンに買収(89年)された名古屋発祥の繊維会社(現在のアニメ制作会社「トムス・エンターテイメント」)が、アミューズメントへの業態転換の第一歩として開店させたゲームセンター「AGスクエア栄店」がありました。同じ敷地内にはウォッチマンのビルもありましたが、同社は2004年に業績悪化により倒産してしまいました。
【(仮称)名古屋市中区錦三丁目計画 概要】
階数 地上12階・地下3階(搭屋1階)
高さ 不明
敷地面積 1,205㎡
建築面積 1,035㎡
延床面積 11,531.04㎡
着工時期 2013年1月
竣工予定 2014年9月
建設地 名古屋市中区錦三丁目1712番
建築主 有限会社エヌエイオー
施工 鹿島建設
メインテナントは24時間営業の「ドン・キホーテ」が入ることが決定しています。その他、遊戯施設などが入居する予定です。エヌエイオーは、東急不動産の連結子会社です。
「サンシャイン栄」5階より。5階には「SKE48 CAFE & SHOP with AKB48」があり、高校生が多く見られます。相乗効果でこの一帯は学生が沢山集まりそうですね。
もう間もなく地上躯体の工事が本格化する頃と思われます。
【参考】(仮称)名古屋市中区錦三丁目計画(平成24年7月12日提出) 出店概要書(名古屋市ホームページ)
【参考】CASBEE名古屋 評価結果(名古屋市ホームページ・イメージ図あり)
※写真はすべて2014年1月19日撮影。