アイシン開発と太田商事の2社で構成する「刈谷市南桜町地区再開発事業JV」は、刈谷駅南口に商業・オフィス・住宅の入る複合ビルを建設します。
太田商事は刈谷市に本社を置く老舗の総合商社で、今回の計画地のすぐ隣に保有する「OTAビル」(写真手前の白いビル)内に本社があります。アイシン開発はトヨタの自動車部品メーカー「アイシン精機」のグループ会社で、マンション事業などを手掛けています。こちらも刈谷に本社があります。
刈谷駅南口では、これまで都市再生機構(UR)が中心となって再開発が進められ、2008年から2009年にかけて、バローが核テナントの複合商業施設「みなくる刈谷」や、大ホール・生涯学習施設などの入る刈谷市総合文化センター「アイリス」が相次いでオープンしています。
今回の計画地です。駅はもう目と鼻の先です。
現在は月極駐車場やコメダがあります。
昔と比べるとロータリーもずいぶん立派になりました。
コメダ珈琲は移転先が決まっており、既に店舗も完成しています。
右奥の立派な建物は新しい刈谷市役所。さすが財政豊かな刈谷だけのことはあります。
4年前。この時まだ市役所は建設中でした。
コメダの敷地は元ガソリンスタンド。最近ガソリンスタンドがずいぶん減ってきていますね。
みなくる刈谷(左)と総合文化センター「アイリス」(右)。いずれもデッキで繋がっています。
現在の基本構想では、複合ビルは地上23階建て、延べ約19,600㎡の規模で、1~2階に貸店舗、3~4階に貸オフィス、5~23階に分譲マンション(129戸)が入る予定です。
線路を挟んで反対側が「北口」にあたります。
計画地内にあるコメダはまだ営業中です。
こうして見ると、結構な敷地の広さです。
敷地のすぐ脇を通る名鉄三河線。
【刈谷市南桜町地区再開発事業 概要】
階数 地上23階
高さ 不明
敷地面積 3,300㎡
延床面積 19,600㎡
着工予定 2013年度内
竣工予定 2016年5月
建設地 愛知県刈谷市南桜町1丁目29番地ほか
建築主 未定
設計 未定
1~2階 店舗
3~4階 オフィス
5~23階 分譲マンション(129戸)