最近、外は涼しくなってきましたが、金山はまだまだ熱いです。
アスナル金山の北向かいでは、ダイエー金山店の建て替え工事が進行中です。以前の建物は地上6階建て・店舗面積9,416㎡の規模でしたが、建て替え後は地上3階・店舗面積5,100㎡とコンパクトになるようです。しかし、全体の延床面積は11,200㎡と、建て替え前の10,560㎡より若干大きくなります。
地下は2階まであり、地下1階が食品売り場、地下2階が駐車場となります。地上は3階まで店舗になるようです。従来の店舗との大きな違いは、かつて22時(食品売り場は23時)までだった営業時間が、新店舗は24時間営業と非常に便利になります。オープンは来年6月です。
【参考】(仮称)ダイエー金山店(平成25年2月7日提出) 出店概要書(名古屋市ホームページ)
さて、こちらは金山駅に最も近いタワーマンション「(仮称)アルバック金山ステーションタワー」の建設予定地です。エイディーノウビが手掛ける初のタワマン物件となります。エイディーノウビは、トヨタの自動車部品メーカー「アイシン精機」の連結子会社で、戸建やマンションの建設を担う住宅デベロッパーです。アイシン精機といえば、グループ会社の「アイシン開発」が刈谷駅前に高層複合ビルを建設しています。
元々この土地には休玄寺というお寺がありましたが、そちらも建て替えられます。表にはマンション名の表記しかありませんが…
裏に回るとお寺の表記しかありません。ということは、表側(北側)にマンション、裏側(南側)にお寺という配置か?
南側から金山駅方面。右奥に見えるのはアスナル金山で、徒歩10秒ほどです。背後に見える「三井生命金山ビル」は1978年、その隣の「トーカンマンション金山」は1980年竣工といずれも旧耐震基準の建物で老朽化が進んでいます。将来的には再開発が予想されるアスナル金山も含め、あわよくば複数区画を跨いだ大規模再開発を期待していましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。
建築面積774㎡という狭小地に地上27階建てのマンションということで、かなりスリムなマンションになることが想像できます。
金山駅の西側を通る「伏見通り」。こちらの沿道も少しずつですが建物の更新が行われています。
※写真はすべて2013年9月1日撮影。