向かいのパルコ東館より。外壁左上にはこれから何かしらのロゴを設置するような気配が。
入口付近では一足先に「PARCO」のロゴも確認できました。
手前の非常階段もむき出しではなく、目立たないよう目隠しされています。
オープン後は街並みをどのように彩ってくれるのでしょうか。
さてこちらは栄交差点の南、入江町通沿いに建設予定の「トーシン本社ビル」。旧T・S栄ビルの解体が終わり、更地になっています。T・S栄ビルは1978年に竣工した9階建てのオフィスビルで、携帯電話事業やリゾート・不動産事業を手掛ける「トーシン」の本社が入居していました。当初計画では、建替え後は11階建ての本社ビルになる予定でしたが、最新のパースでは10階建てに変更されています。
背後には、スカイル館が聳え立っています。
新ビルのイメージパース。当初出回ったパースと比べて、フロアが1つ減っています。(「トーシン」ホームページより)
栄南界隈では、このように植栽を撤去して歩道上に駐輪場を整備する動きが出てきています。市内の他地域でみられるような「有料」駐輪場ではなく、白線で標示しただけのものです。工事案内にみられた「仮駐輪場」という表現からも恒久的なものではないことはわかりますが、どこかに大規模な駐輪場を整備する予定でもあるのか?歩行者・自転車の線引きもないままなぜ今”歩道上”に整備しているのか、その辺りが不明瞭ですね。つい先日あった東岡崎駅前での歩道事故(こちらは名鉄管理の歩道ですが)では、57年前に整備された歩道のタイルが突然1.4メートル陥没し、通行人がケガを追っています。栄一帯でも同様の事故を発端に、下水管の老朽化などにより陥没しているもしくは陥没の恐れのある歩道が9か所(いずれも補修済み)見つかっていますが、とにかく栄周辺にはパッと見ただけでも老朽化した歩道が至るところにありますので、早くユニバーサルデザインを導入した道路の再整備をやってもらいたいのですが、そういった動きが名古屋は他都市に比べ本当に遅いです。ビル好きの私が言うのもなんですが、1000メートルタワーとかハコモノの整備よりももっと最優先でやるべきことがあるのではないでしょうか。
トーシンビル予定地から西へ100メートルほど離れた、同じ入江町通り沿いある「鳥栄ビル」の解体工事が始まりました。
1棟挟んで隣のコインパーキング跡地を資材置き場として使用しています。
ここも「鳥栄ビル」と同じ会社が監理しているため、数棟分の敷地に何か建つような気配があります。
南側の裏手に回ると、新「丸善ビル」の建設工事(右手奥)のため、通り抜けができなくなっていました。
プリンセス大通りより東方向。
さらにこちらは三ッ蔵通りと七間町通りの交差点南東角にあったタワーパーキング跡地に商業ビルを建設しています。
規模は7階建てで、全フロアが物販になるようです。
※写真はすべて2015年2月1日撮影。