名鉄は、10月1日から名鉄名古屋駅中央改札口前コンコースにて、デジタルサイネージ広告の配信を開始します。デジタルサイネージとは、平面の液晶ディスプレイなどにデジタル技術を活用した映像や情報を表示する広告媒体のことで、全国の都市部で普及が進んでいますが、柱に取り付ける大型タイプとしては名鉄の駅で初の試みとなります。
中央改札口前コンコースは名鉄百貨店のデパ地下に面しており、名鉄名古屋駅のメインストリートとなっています。
ディスプレイは70インチ(縦約154センチ・横約83センチ)のものが採用されており、1本の柱に2面ずつ、コンコース内の11本の柱に計22面が設置されました。今月20日から供用が開始されていますが、10月1日の配信開始日までは名鉄のPR映像が試験放送されています。放送時間は6時から24時までです。
ちなみにJR名古屋駅の「銀の時計広場」(新幹線改札口前)には2011年12月にデジタルサイネージが導入されていますが、55インチのディスプレイが4つの柱に12面設置されているので、名鉄名古屋駅のほうが圧倒的に大規模なものとなっています。