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【改修着工前】四間道にある長屋の見学会に参加してきました

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四間道(しけみち)沿いに立地し、四間道エリアの風格ある景観の一部を形成していた長屋の一部が、住まわれていた方の退去により取り壊しの危機に直面しました。そこで価値ある景観を後世のために保全すべく、地元住民が中心となりクラウドファンディングによる改修費用を募った上で、入居希望の方のための新たな住居へリノベーションするというプロジェクトが立ちあがり、目標額は無事達成となりました。2017年12月11日より解体工事が始まるということで、その直前に実施された見学会に参加してきました。

 第一回目の見学会

今回私も微力ながら支援させていただき、その御礼(リターン)の1つとして見学会に招待していただきました。昔から「大改造!!劇的ビフォー〇フター」「完成!ドリーム〇ウス」といった番組は好きでよく見ていましたので、当日を楽しみにしていました。

中に入ると、縦に長い空間となっており、1階は台所のほかに畳の部屋が3つ続き、その奥にさらにもう1部屋あります。

4部屋通して見たところ。

さらに奥の台所へ。

台所は思いのほか幅が広くとられており、シンクも2層という豪華仕様。

台所の奥にはロフトがあり、そこから陽が降り注いでいます。この御宅は数軒集まった長屋の一角にあって窓が少ないため、天井に明かり取りを設けるなど随所に工夫が見られます。廊下の引き戸に注目すると、屋根裏に続く空間は木の引き戸に対し、右側の部屋はなぜかアルミサッシ。後から増築されたんでしょうか。

ロフトへの梯子。

ロフトの隣、一番奥の部屋に入ると、こちらにも屋根裏からの光を取り込むべく、壁の上部に曇り窓が並ぶ。

掛け時計には、現在は製造されていないセダンの車「トヨタ コロナ」が描かれています。ウィキペディアで見てみると、1983年~1985年にかけて生産された「2ドアハードトップ」と呼ばれるタイプのようです。すなわち、この時計は少なくとも30年前からここに掛けられていることになります。

音楽には全く詳しくないのですが、「ブルース・スプリングスティーン」はアメリカのロック歌手で現在も活躍中。

 2階へ上がってみます

こちらの天井にも明かり取りがあり、吹き抜けのような空間に。

2階への移動手段も、階段ではなく、”梯子”です。

2階に上がると奥に物置があるのですが、手摺がまったくなくかなりスリリングな構造です。

2階は二間続きになっており、右のふすまの奥にも畳の部屋があります。

富士電機製のエアコンのようですが、見た目から推測するに80年代初頭のものでしょうか。動くかどうかは別にしても、こんなに古いものが現存しているのに感激です。

外壁の増築されたコンクリート部分(白いところ)は撤去され、増築前の本来の姿に復元される予定です。

回のような一般家屋の建替えの見学会に参加したのは生まれて初めてでしたが、まちづくりに興味はあっても直接まちづくりに携わる職に就くのは、私自身の能力や趣味と仕事の線引きの面などいろんな意味で難しく、こうしたクラウドファンディングを通じた取り組みであれば、誰でもまちづくりへの参加の権利が与えられ、その変貌ぶりを自分の目でかつ第一線で確かめることができるので、面白そうだということで(本当に微力ですが)今回初めて参加させていただきました。見学会の開催時間内は招待者は出入り自由、撮影も自由、建物内も混雑せず、じっくり見て回ることができました。これからどのようにリノベーションされていくのか、今から楽しみであります。

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