空港島南側
ターミナルビルを出て遊歩道を南下すると、島の南側エリア一帯を一望できるスポットがあります。電動立ち乗り二輪車(セグウェイ)の体験コースにもなっているようです。(ターミナルビル内で申込可)
LCC専用ターミナルビルを建設へ
出典 愛知県展示場計画 プレスリリース
空港島 新施設建設予定地
2017~2019年度にかけて空港島に開業予定の各施設の位置関係です。図の左上が、新ターミナルビルの建設予定地。駐車場連絡デッキを延伸する形で、新ターミナルビルへの歩行者動線を確保するものと思われます。
出典 セントレア 公式サイト
中部空港では、訪日外国人の増加と相次ぐLCC路線の新規就航・増便により、リーマンショック以降落ち込んでいた国際線旅客便数はこれまでのピーク時(2007年夏ダイヤ)にまで回復しつつあります。これを踏まえ、空港会社では2019年度上期までの供用開始を目処に、LCCに対応する新ターミナルビルの建設を掲げました。しかし、中部空港を拠点に就航準備を進めている「エアアジア・ジャパン」の当初計画が遅れており、当初2016年4月に見込まれていた就航は同年夏に、さらにその後は「2017年1月までの就航を目指す」(2016年7月現在)方針に変更されるなど、度重なる延期は新ターミナルの建設にも影響を及ぼしそうです。
新ターミナルビル建設予定地
建設地は、現在臨時駐車場として活用されている敷地の一角です。ターミナルビルの詳細設計はまだこれからの段階です。
開港初の本業・商業事業の大逆転!2015年度の商業売上は126%増の265億円
躍進する商業事業
2015年度の空港売上高は、本業の空港事業売上が262.7億円(前年比101.5%)に対し、商業事業売上は265.9億円(前年比126.6%)と、開港以来初めて商業分野が本業を上回る形となりました。これは、訪日外国人観光客の増加により免税店の売り上げが過去最高となったことや、店舗の増床・リニューアル、継続的な販促活動が功を奏しました。
ターミナルビル内の商業エリアも更に充実!
出典 セントレア 公式サイト
三越伊勢丹の小型店出店(2016年10月予定)
三越伊勢丹グループは、これまで羽田空港国内線第1旅客ターミナル内にレディース店(600㎡)を、第2旅客ターミナル内にメンズ店(440㎡)を出店しています。羽田空港で培ったノウハウをセントレアにて発揮し、さらに進化したメンズストアを目指すとしており、今回旅客ターミナルビル3階の国内線出発ゲートエリア内に約600㎡の小型店「イセタン セントレア ストア」を出店します。メンズファッションのほか、雑貨やカフェも併設される予定で、男女問わず利用できる店舗となりそうです。
出典 セントレア 公式サイト
三越伊勢丹の小型店出店(2016年10月予定)
出店スペースは、国内線出発エリア内にあります。保安検査場を抜けた左側のデットスペースを店舗化し、「イセタン セントレア ストア」を出店します。また、※1「BLUE SKY」に隣接して「イセタン セントレア ストア トラベラーズコーヒー」を出店し、窓際に沿ってオープンスペースも設けるとしています。
※(株)JALUXが全国の空港内に展開する土産店。
出典 セントレア 公式サイト
三越伊勢丹の小型店出店(2016年10月予定)
「ヨーロッパの五つ星ホテル」に見立てたインテリアデザインで、心地よい空間を演出します。 開放的なスペースでコミュニケーションの場を提供する 「ロビーゾーン」と、サロンのような特別感を演出する「ゲストルームゾーン」にて構成されます。カフェでは、名古屋ならではの食材を取り入れたフード、デザート、お土産のほか、コーヒーハンター川島良彰氏がブレンドしたオリジナルコーヒーを、ゆったりとした空間で提供します。
出典 セントレア 公式サイト
4階商業ゾーンへ「ポケモンストア」が出店(2016年8月10日オープン)
旅客ターミナルビル4階の商業ゾーン「レンガ通り」内に出店。ポケモンストアは近隣の「イオンモール常滑」内にもありますが、空港内への出店は関空・新千歳・成田に次いで4番目となります。セントレア限定グッズの販売のほか、8月20日にはイベントプラザにて主人公サトシ役を務める松本梨香さんのライブも行われる予定です。
セントレアと地元の取り組み
半田農業高校の「グリーンカーテン」
県立半田農業高校の生徒が育てたパッションフルーツが、毎年「グリーンカーテン」としてアクセスプラザから旅客ターミナルビルへの連絡通路に植えられています。2011年から始められたこの取り組みは、地元高校生に課題研究の場を提供するとともに、空港内に涼しげな環境を生み出しています。
出典・参考・外部リンク
※写真はすべて2016年6月26日撮影。