★再開発が予定されている、ノリタケ本社工場敷地内に動きが出てきました。
★★★ノリタケカンパニーリミテドは、国内生産拠点のみよし市内への移転に伴い、名駅の北(西区則武新町)に広がる旧本社工場跡地の再開発を計画しています。現在、隣接する「ノリタケの森」の敷地内にある本社事務厚生棟(ウエルカムセンター)の建替え工事が進められており、そこへ工場敷地内に分散している各施設を移転・集約化させます。来年2月中旬のセンター完成後、工場の解体工事を本格化させる計画ですが、建通新聞によると解体工事自体は今月10日から着手しているようです。
再開発計画では、約7万5000平方メートルの工場跡地に、三菱商事・イオンモール・三菱地所レジデンスが商業施設と住宅施設を建設する予定です。うち商業施設が建設される敷地は約5万5800平方メートル(2016年秋開業予定)、住宅施設は約1万8500平方メートル(2018年春竣工予定)となっています。今月の建通新聞の記事でも、この計画の内容に変更はないと報道されています。
三菱商事といえば、同じ西区内にあった複合型商業施設「ワンダーシティ」を、イオンモールと共同で市内最大規模のモール型SC「mozoワンダーシティ」に再開発しています。今回も中身はイオン系の店舗になると思われますが、mozo開業時の両社の経営戦略同様、施設の正式名称に「イオンモール」が付かない可能性があります。また、昨年の中経新聞のノリタケ社長へのインタビューでは、「郊外型店舗にすると、土地代が高いため採算が合わないかもしれない。ノリタケの森と調和する、新しいコンセプトの施設を創造する必要がある」と発言していることからも、これまでのモール型店舗とは差別化を図ることが予想されます。
★★建設中のウエルカムセンター。展示場や事務室、研修センターなどが入る予定です。
★★春は近い…ようで遠い?
★★防護パネルに掲示されているイメージパース。
★★建替え工事の案内と、ノリタケの森の全体図。
★★ウエルカムセンターに隣接する「クラフトセンター」。陶器の製造工程の見学や、絵付けが体験できます。
★★敷地の西側の住宅路地より。
★★2階までは組み上がっているようです。
★旧「ウエルカムセンター」。建替え前は2階建てでした。
★建物の正式名称は、建通新聞の報道と同じく「本社事務厚生棟」となっています。
※現在看板は撤去されています。
★ノリタケの森駐車場より西側(写真奥)が、本社工場のある敷地となっています。
★★名駅方面。
★★工場敷地内をフェンス越しに撮影。既に工事用のバリケードが並べられており、物々しい雰囲気です。
★★工場の周りに植えられていた木々も伐採されています。4日後の昨日には完全に白い防護柵で覆われて中の様子が見渡せなくなっており、間一髪でした。
★★中に入っているのは…重機?
★★ノリタケ工場の北通用門。
★★解体工事用のフェンスの設置が進んでいます。
★★一般駐車場から。
★★北通用門から、道路を挟んでさらに北側にあった「エコセンター」(?)跡に、工事事務所が設置されました。
★★★ミッドランドスクエアより。解体エリアが防護柵で完全に覆われました。
★★★建設が進む、ウエルカムセンター。
★★おまけ。ノリタケの森の赤レンガ棟。
★★駐車場の東に広がる「煙突ひろば」は芝生になっています。名駅周辺では貴重な憩いのスペースです。(ただしペットの連れ込みはできません)
★…2014年1月27日撮影。
★★…同9月23日撮影。
★★★…同9月27日撮影。