かなり久しぶりの訪問ですが、リニモ長久手古戦場駅前の整備状況を見てきました。
長久手古戦場駅の八草方ホームより。以前来たときに比べ、かなり整地が進んでいました。
長久手中央地区まちづくり基本構想(長久手市ホームページ)より。完成図面と見比べると、上の写真で左半分のロータリーは本設、右半分は仮設のロータリーとなっています。ロータリーの北側に広がる扇形の敷地は、左半分(西側)がイベント広場、右半分(東側)がリニモテラスの建設予定地です。古戦場駅~公園・リニモテラス~長久手古戦場までは、ペデストリアンデッキが整備される予定です。
長久手中央地区まちづくり基本構想(長久手市ホームページ)より。拡大した図面。エレベーター棟の横からそのまま二つのロータリーの間を抜けて北側へ延伸する形になります。
ちょうど土の色が弧を描くように濃くなっているラインが、デッキの建設ルートです。右奥に広がる土地は、イオンモールの建設予定地です。
長久手中央地区まちづくり基本構想(長久手市ホームページ)より。リニモテラス(手前)とイオンのイメージパース。実際の計画ではデザインに大きく変更があるようですが、建物の配置は同じなのでおおよそのイメージはつかめます。イオンは土地の広さ的に、イオンタウン千種とイオンモール新端橋の間くらいの規模になりそうです。地元民の某ツイッターによると、映画館の入居は周辺住民の反対により取りやめになったとのことです。夜遅くまでの営業となり、治安が悪くなるのが理由だそうですが、映画館だけ特別夜遅いイメージが私には浮かびません。治安の悪さとの関連も正直「???」です。杁ケ池公園駅前のアピタ長久手店を含め周辺地域には映画館が無いので、集客力の面でも市民からは映画館の誘致に期待が高まっていましたが、これはかなり痛手となりそうです。(中止の理由が別にある気も…)オープンは来年春の予定ですが、間に合うのか…??
駅からトヨタ博物館(東)方向。左手前にある平屋の建物が旧ロイヤルホームセンター。奥の大きな建物が新店舗。まだ旧店舗での営業です。
仮設のバス専用ロータリー。本設のロータリーへの切り替え後、ここに一般送迎用のロータリーが整備されます。
本設のロータリー。こちらは主にバスの発着用となるようです。構想によると、ロータリー中央部には「紅葉する樹種による雑木林風の植栽」が整備されることになっています。奥に見える古戦場の木々にもマッチしそうです。
しかし本設とはいえ、歩道はこれで完成なのでしょうか?拡張前の旧ロータリーの歩道がインターロッキング舗装だったので、これではちょっと味気ないですね。もう一加えあることを期待しましょう。
ロータリーの西側。この付近には新しい駐輪場が設置され、その奥は遊歩道「かえで道」が整備される予定です。これまで地上に姿を見せていた「香桶川(コオケガワ・庄内川水系)」は、暗渠化により地中に埋められてしまいました。やはり川は生かして欲しかった…。
まもなくデッキの新設工事が始まりそうな感じです。
駅のエレベーター棟付近からデッキが伸びてきます。
来月からデッキの工事に入るようです。
リニモテラス予定地。リニモテラスには、店舗やオープンカフェのほか、周辺大学と市民の交流拠点や観光案内所、福祉関連の窓口、FMなどの情報発信拠点といった公益施設も入る予定です。
駅前のメイン道路の整備も進んでいます。植栽部分には、桜が植えられる予定です。
イオン予定地とロイヤルホームセンターの間にも抜け道が造られました。
長久手古戦場前の県道から見た駅入口付近。左にイオン、右にリニモテラス。
県道の拡幅工事も順調です。こちらも沿道に桜が植えられます。
この道路沿いの土地利用計画がよくわかりません。奥に建っている事務所の建物はそのまま残るのかもしれません。
ロイヤルホームセンター棟の東側。歩道部分が拡幅されています。
現道の嵩上げ工事も行われていました。
※写真はすべて2014年11月22日撮影。