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円頓寺でちょっと小旅行気分 ワクワクする革作りのお店「Antico Ciabattino」に行ってみた

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かつて円頓寺商店街にあった和食処「麒麟亭」。その建物をリノベーションし、2016年2月に開業した複合施設「那古野ハモニカ荘」。色濃い雰囲気を残す昭和30年代の建物が、土地・建物を引き継いだオーナーと、円頓寺の街並みを愛する商店街の人々の手によって解体の危機から救われました。今回は、そのハモニカ荘の一角にオープンしたオーダー靴の専門店「Antico Ciabattino」へ行ってきました。新聞記事を見て以前から行ってみたいお店の1つでしたが、お店のご協力により中を紹介させていただくことができました。この場を借りて御礼申し上げます。

 お店の入り口を見つけるのもまた楽しい

円頓寺商店街のアーケードから一本中へ入ったところに、入口はあります。

アーケードに向け、目印も。

和食処の雰囲気を残す入口の暖簾。

趣のある和ダンスに、個性豊かな革靴が並ぶ。歩く事を第一に、かつファッション性も取り入れた、「靴の本質や使いやすさを追求した物作り」をモットーとされています。

店内では、展示の靴のほかにもオーダーメイド靴や革小物を販売。

天井や壁はすべてお店の方が手作業で塗り替え。改装作業の中で一番大変だったそうです。

表玄関の引き戸は麒麟亭のものかと思いきや、元々一つのお店だった建物を区分けしたため、改装するまでここに玄関は存在せず、お店の雰囲気に合う戸を後から選ばれたそうです。大正時代のものらしい。

こちらのお店は、元々大須にある靴教室「靴アサオカ工房」が出発点。2017年1月にこの円頓寺商店街へ念願だった”オーダーメイド靴&靴修理店”を出店されました。子どもも楽しめる革小物のワークショップや、靴磨き教室も随時開催中。

作業場奥にある引き戸は、唯一麒麟亭時代から引き継がれたもの。昔、じいちゃんばあちゃんちにこんな戸ありましたよね?

私も「クイック靴磨き」をお願いしました。磨いていただくのは代表の浅岡さん。

靴磨きのコツは、あまりクリームを付け過ぎないこと。普段あまり時間が無い方でも、時々ブラシをかけるだけでも違うそうです。他にもすり減った靴底の修理のタイミングなど、普段あまり聞けないことをいろいろ丁寧に教えてくれました。気さくな方で雑談も弾みました。都心にありながら気軽にコミュニケーションが取れる空間はとても貴重です。

自然な艶感も出て、とても綺麗によみがえりました。

撮影協力/Antico Ciabattino(アンティコ チャバティーノ)
〒451-0042 名古屋市西区那古野1-21-21 那古野ハモニカ荘1C号室
【TEL】052-571-1808
【営業時間】11:00〜20:00(火〜土)10:00〜19:00(日)
【定休日】月曜日・臨時休暇有り

※お盆明けは17日からの営業となります。(8月14~16日休業)

外部リンク 大須に注文靴工房・靴教室-職人が独立開業、「靴の大切さ伝えたい」(2010年9月30日 サカエ経済新聞)

外部リンク Antico Ciabattino(アンティコ チャバティーノ) 公式サイト

外部リンク 靴アサオカ工房 公式サイト

麟亭は、当初解体され月極め駐車場となる予定でした。現在のハモニカ荘には、芝居を楽しめるカフェや、無農薬・自家製麺のそば店、国産ワインの専門店など、他にも多種多様なお店が出店していますが、麒麟亭と同じように解体→駐車場化の危機から救われた建物が、円頓寺・四間道エリアにはたくさんあります。そんな建物たちが醸し出す雰囲気に惹かれ、周辺への出店の引き合いが多い中、エリアを特徴づけるオリジナリティーのあるお店に出店してもらうことで、一帯へ足を運んでもらえる機会が増え、さらに注目度が高まる好循環となっています。ただし、そこまでに至るまでには数々の苦労も多いのが実情。今年に入り、四間道の景観を形成している長屋が新たに解体の危機にさらされていることが判明。円頓寺に住みたい。出店したい。需要はあるのに受け皿がない。非常に勿体ない話ですが、私たちの手でそれを防ぐことがでます。味わい深い景観がこれ以上青空駐車場になるのは非常に心苦しいので、支援させていただきます。詳細はこちら。(特典あり)

※すべて2017年8月13日撮影。

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