名古屋駅太閤通口とささしまライブ地区を結ぶ、都市計画道路椿町線の延伸区間のうち、太閤1丁目交差点~アンダーパス北側までを見てきました。写真は太閤1にて交差する太閤通りですが、こちらも車線の拡幅工事が行われました。
椿町線の整備が進み、沿道の土地利用も活発に?
太閤通り(太閤1丁目交差点付近)
この記事では載せていませんが、太閤通り沿い(武田テバのビルの西側)に、またもビジホの建設計画が持ち上がっています。
太閤1丁目交差点(ささしま方面)
歩道もインターロッキング舗装に仕上がっていますが、主要交差点らしく幅が広めにとられています。
商業ビル?店舗?建設中…
規模は不明ですが、この交差点南東角に商業系のなにかしらの建物が建設中でした。
シルバー劇場とその周辺の建物が解体された後、この工事が始まるまでは名鉄協商のコインパーキングになっていました。
太閤1丁目交差点
太閤通口一帯では、リニア開業を見据えたビジネスホテルの建設ラッシュが続いています。同交差点の北西角には、2016年9月に開業した「ダイワロイネットホテル名古屋太閤通口」がありますが、さらにこのホテルから太閤通りを挟んだ向かい側に14階建て(2017年6月30日着工予定)のビジホの建設計画があります。
引き続きささしま方面を攻めます
シルバー劇場跡あたり
ここから先は椿町線の延伸開業区間に入りますが、ほとんど拡幅前のごちゃごちゃした面影は残っていません。
本線部はまだ仮舗装となっています。このあたりの歩道はガードパイプを渡して整備は完了のようです。
新設信号交差点(1つ目)
太閤1丁目交差点より南の新規開業区間のうち、アンダーパス北側までの区間内には新たに信号交差点が2箇所新設されます。
新設信号交差点(1つ目)
北からこの交差点までは歩道の舗装が完了しています。
ここからささしま方面の歩道を彩るであろう、舗装用タイルが積み上げられています。
側道分岐部(1箇所目)
椿町線の延伸区間には、本線に加え側道が何箇所が設けられています。ささしま⇔名駅のメイン通りとしての機能の他に、沿線住民の生活道路としての機能も保つべく、混雑緩和のための措置と思われます。この側道は沿道にあるイオンタウンの出入口を通過すると、再び本線へ合流する線形となっています。
このイオンタウン前のみ、なぜか中央分離帯が名古屋高速の高架下の一般道に用いられるような大袈裟なものとなっています。
大袈裟なのは本線と側道の分離帯(写真)と区別するためかと思いましたが、もう1箇所側道が並行している区間は普通の中央分離帯っぽい造りだったため、真相は不明です。
新設信号交差点(2つ目)
このあたりは信号や街灯の設置が先行しており、路面の整備があまり進んでいません。
新設信号交差点(2つ目)
旧道から椿町線への流入地点。かつては右のJR社宅に沿って旧道が一直線に南へ伸びていました。
新設信号交差点(2つ目)
ここからささしま方面は再び車道・歩道の整備が同時に進んでいます。
側道並行部(2箇所目)
イオンタウン前に続いて、側道が分岐している2箇所目の地点です。こちらの中央分離帯はごくごく普通の造りになっています。
側道分岐部(2箇所目)
こちらの側道(南行き)は、JR社宅への出入りと、そのまま旧道へも流出できます。電柱も完全に撤去され、非常にスッキリとした景観になりました。
側道分岐部(2箇所目)
左奥への旧道へは、本線から側道に入り、信号をパスして通過できるようになると思われます。
※すべて2017年3月11日撮影。