この記事をシェアする

レゴランド・ジャパンが今春開業!パーク全体の完成度は90%超え!併設される商業ゾーンの内容が気になる!

この記事をシェアする

dsc_20153

今年4月に開業予定の「レゴランド・ジャパン」と、隣接する旧「金城ふ頭中央緑地」跡に3月に先行開業予定の商業ゾーン「メイカーズ・ピア」の工事の進捗状況を見てきました。

気になるメイカーズ・ピアの全容

dsc_2012_shiftn2

オーシャンアリーナ駐車場から見た、メイカーズ・ピア敷地南東側。金城ふ頭から一番近い場所ですが、こちらは裏方になっており一般客の出入口はありません。敷地内では物販店舗などの建設が進んでいます。

出店情報については、AiDEMさんのメイカーズピア専用求人サイトや、legongo758様のレゴランドジャパンを追いかけるブログの記事でもご覧いただけます。特に誘致される飲食店では、調理や接客といった体験型プログラムを計画している店舗が多く、候補地選定にあたって家族連れの来場客に重点を置いたレゴランドのコンセプトにも合致する施設内容となっています。その他、新業態として出店する飲食店やお化け屋敷等も計画されており、近隣のモール型商業施設とは十分差別化を図れると思います。これまで金城ふ頭駅前にはファニチャードームを除いて飲食・物販施設がほぼ皆無だったので、メイカーズ・ピアの成功が今後のふ頭全体の将来を占う試金石になると思います。

makers_shiftn

メイカーズ・ピア 完成イメージパース(第1期)

3月の第1期開業エリアのイメージパースです。第1期は全体敷地面積3万3,000m²のうち、2万4,000m²を開発し、約50店舗(延べ約9,400m²)を誘致します。施設全体は、某食品メーカーがアンカーテナントとして入る「テーマ館」のほか、「フォレストガーデン」「セントラルパーク」「アップタウン」の3つのコンセプトゾーンで構成されるようです。某食品メーカーとは、先般レゴランド・ジャパンとの正式パートナーとなった森永乳業ではないかと思います。(現段階で不明です。ビー玉様、ご指摘ありがとうございました。)また、第2期工事では、西側に隣接して現在工事事務所が置かれているモータープール跡(約9,000㎡)に「ダウンタウン」と呼ばれる新たな商業ゾーンを形成する計画です。第2期エリアの開業時期は未定ですが、第1期開業後すぐの着工を目指すとしています。

dsc_2026_shiftn2

 オーシャンアリーナ駐車場より

写真の3つ連なった大きな三角屋根の建物は、上のイメージパースでは一番手前に描かれている建物です。おそらく規模とイメージパースに描かれた施設内部の様子的にこれが「テーマ館」ではないかと予想しています。(テーマ館にあたる建物は、当初イメージパースから削除されているようです。ビー玉様、情報ありがとうございました。)(2017年1月6日訂正)

dsc_2028_shiftn1

 オーシャンアリーナ駐車場から見た正門付近

正門の壁に、2018年開業予定のレゴランドホテルのPR看板が設置されました。

dsc_2054_shiftn

 メイカーズ・ピア敷地北側から

工事用ゲートの向こうなので見にくいですが、ログハウス風の店舗がいくつか並んでいます。全部ではないですが、40年前に植えられた木々がこうしてリゾート感のある空間に生かされているのは嬉しい限りです。このほか、メイカーズ・ピアの入口付近には高低差6mのすべり台を設置するほか、中高木にツリーハウス、そして音楽に合わせて踊る噴水(?)や、イベントなどの開催が可能な芝生広場なども設置される予定で、訪れる子供たちに向けた”非日常的”な空間を演出する計画です。

img_9189

 オーシャンアリーナ駐車場から見た「メーカーズ・ピア」建物内

ズームで撮ってみました。手前の建物に何が入るのかはまだわかりません。

img_9195

 パーク北側の道路から見た正門付近

この正門のすぐ前(工事用フェンスの奥)に道路が横切っているはずなのですが、まさかそのままってことは…?

dsc_2108_shiftn1

 Observation Tower(オブザベーション・タワー)

椅子に座って落下するアトラクションではなく、3分30秒かけて頂上まで到達する、高さ50mの回転昇降式展望台です。他国のレゴランドでは標準アトラクションとなっているようです。これまで金城ふ頭にはエリアを一望できるタワーが無かったので、これで拡張工事(予定)の撮影も捗るかな?(1回分の入場料を払えば…笑)

dsc_2121_shiftn

 名港中央インター

パーク敷地の北側は伊勢湾岸道の高架があり、一部ランプ部の高架が堂々と敷地内に干渉しています。元々パークの敷地はふ頭のモータープールだったので、あまり細かいことは考えずに設計されたように思います。

dsc_21261

このあたりは裏方の管理用通路となっているようで、一般の来場客が踏み入ることはなさそうです。

dsc_2127_shiftn2

 レゴランド・ジャパン本社

管理用施設のような建物は、レゴランド・ジャパンの本社でした。ビー玉様、情報ありがとうございました。(2017年1月6日訂正)

dsc_9002

Submarine Adventure(サブマリン・アドベンチャー)(2016年11月13日撮影)

左手前の緑色の建物が「サブマリン・アドベンチャー」。レゴでできた装飾のほか、本物のサメや魚が泳ぐ水槽内を潜水艦で探検するアトラクションで、イギリス・ドバイに次いで3番目の誕生となります。

dsc_9005

 Palace Cinema(パレス・シネマ)(2016年11月13日撮影)

300席以上を備えた4Dシアターでした。ビー玉様、情報ありがとうございました。(2017年1月6日訂正)

dsc_9009

 Dragon’s Apprentice(ドラゴン・アプレンティス) The Dragon(ザ・ドラゴン)(2016年11月13日撮影)

小さなお子様も楽しめる、ミニ・ローラーコースター(左)です。 もう一回り大きいジェットコースターでした。ビー玉様、情報ありがとうございました。(2017年1月6日訂正)手前はポートメッセなごや第一展示館の敷地ですが、こちらもレゴランドの拡張用地となります。

dsc_2080_shiftn1

 レゴランド敷地北西側より

工事中はバッチリ内部が見えましたが、仕上げ工事にて目隠し用の柵が設置されてしまったため、あとは開業後のお楽しみとなっています。前回中が見えたときは、アトラクションもそこそこ充実しており、水辺で遊ぶアトラクションなど、楽しそうなものがたくさんありました。詳細はレゴランドの公式サイトもぜひご覧下さい。

※リンク先のソースは時間が経過するとリンク切れとなる場合があります。

【外部リンク】レゴランド・ジャパン 公式サイト

【参考】レゴランド隣に体験型店舗 そば打ちお香作り…3月開業(2017年1月1日 中日新聞)

【参考】レゴランド開園控え、事業者協議会が初会合 案内板設置・ネットでのPR・地震対策の策定など(2016年11月30日 中日新聞)

【参考】森永乳業株式会社が、2017年 4 月に開園する『LEGOLAND® Japan』 初のオフィシャル・マーケティング・パートナー契約を締結 (2016年6月23日 森永乳業プレスリリース)

【参考】名古屋港湾に“メーカーズピア ”第Ⅱ期はダウンタウンを形成(2015年12月8日 商業施設新聞)

 金城ふ頭の”観光地化”を考える

dsc_21971

レゴランドの開業を機に、巷では「ふ頭を観光名所に!」という声が挙がってきています。

前記事にも載せた、この「メキシコ大通り」は金城ふ頭のメインストリートですが、現状は歩いてみてもちょっと寂しいですよね。一般的に”観光地”といえば、古くからの歴史の下に発展してきたところや、メディアの情報発信力によって全国に名を馳せているところが多い中、金城ふ頭は元々は工業港。ポートメッセでの展示会以外では、なかなか足を踏み入れる機会がありませんでした。したがって、今後はこれまでとは180度ベクトルの向きを変えていかなければならないわけですが、全国的な地名度もあまりありません。つまり、金城ふ頭を観光地化するのは、ほぼ“ゼロ”からのスタートだと思っています。これは容易いことではありません。本気で一帯を観光地化するのであれば、トータル的なランドプランの下、細かな部分も含めた「ふ頭全体」の”雰囲気作り”から始めるべきだと思います。トータル的なランドプランとは、単なる土地利用計画ではありません。もっと細かい部分です。それこそ歩かなければ目に留まらないような様々な気配り・工夫です。ちょっと前の流行語じゃないですが、他所から来た人たちに「おもてなし」を感じさせる工夫です。

名古屋にどうしても「観光」のイメージが沸かないのは、ここが足りないからだと思います。雰囲気って意外と重要なんです。後から取って付けたデッキの往復だけで動線を完結させてしまうのは、結局点での開発と同じです。スポット的に開発するだけで直ちにエリア一帯が”観光地”となりえるかどうか、私は疑問です。賑わいの中心から距離的にはさほど離れていないのに、どこか隔離されたような気分に浸ってしまうのは、面的開発ができていない。名古屋都心部全体に言える長年の課題だと思います。これはどんなに高い超高層ビルでも、魅力的な商業施設でも解決できない。ちょっと歩いた名古屋駅前や金山駅前の現状がそうだからです。

※注釈のある写真以外はすべて2016年12月31日撮影。

この記事をシェアする

k-carrotをフォローする(ブログに掲載していない情報も随時発信しています!)

コメント

  1. コメダ より:

    ブランドイメージって大事ですよね。
    名古屋城だって熱田神宮にしたってやり方一つでもう少しブランド力を上げれると思うんですけどね。
    まあ、最寄り駅が「市役所」の時点でこの街のスタンスがわかっちゃいますが(呆れ)

    ただ、レゴランドに関しては規模が小さくて不満ですが、幸い幼児向けという明確なコンセプトがありますので、この方面に一先ず絞って徹底して攻めて欲しいですね。

  2. ビー玉 より:

    失礼ながら少し補足を。

    レゴランドジャパンは本社を金城ふ頭に移されました。管理棟とされているのがそれです。

    テーマ館はこれより古いイメージパースには2階建の大きな建物が存在していたのですが、今回掲載されているイメージパースですと消えています。第1期では開業されない可能性があります。

    森永乳業はアトラクション(ブリックトピアのイマジネーション・セレブレーション)と契約されてるので、メイカーズピアには入らない可能性が高いです。

    「何の建物?」とされているものは4Dシネマのシネマパレスです。現在、イメージマップが公開されているので、それが参考になります。

    また、写真に写っているコースターはドラゴン・アプレンティスではなく、より大きなコースターのザ・ドラゴンですね。

    おっしゃる通り、金城ふ頭は元々工業港だったのですが、「ものづくり文化交流エリア」という開発ヴィジョンが名古屋市で策定されて、世界的なものづくりを感じるテーマパークとしてレゴランドが誘致されました。

    今後も、国際展示場の拡張やホテルの開業等で様々な開発がなされますが、それらも個々では生きません。工業地帯をリゾート化するヴィジョンには課題もあるでしょうが、ある意味でそれが「名古屋的」でもあるので、なんとか解決するしかありません。

    名古屋市はささしまライブから中川運河でガーデンふ頭や金城ふ頭をボートで繋ぐ計画やシャトルバスを運営する計画があるようですので、今後はららぽーとや名古屋港水族館といった個々の点を集積して東京の湾岸のような魅力的な土地になってほしいと思います。

    今の名古屋市は様々な問題点もあるけれど、ある意味で100年に一度あるかないかの潜在的なチャンスに恵まれているとも言えます。

    デッキのちぐはぐに関しては、縦割り?なのかどうか分かりませんが、ぜひ皆で協力し合って頂きたいところです。

  3. k-carrot より:

    コメダさん

    コメントありがとうございます。名古屋は他都市と比べイメージ戦略が苦手でもあると思いますが、そもそも名古屋のイメージとはなんだろう?と考えたとき、”住みやすい”、”道路が広い”、”適度に都会で適度に田舎”といった、あくまで日常生活の範囲に留めたイメージしか広く認知されていないのが課題の1つだと思います。もちろんそれも名古屋の魅力ではありますが、インバウンド需要が拡大する中、観光目的で県外から人を呼び込むには名古屋でしか味わえない非日常空間が必要です。そういった意味では、レゴランド開業や名古屋城天守閣再建計画は、他都市にありがちな再開発では決して生み出せない重要な観光資源であり、千載一遇のチャンスです。ただし、これを単発の開発だけで終わらせるのは勿体ない。熱田神宮にしろ、それ単体では観光資源となりうる大きな魅力を持っていても、周辺エリアが受け皿として追い付いていないので、エネルギーが閉じ込められてしまっています。これには行政と地域が連携して早急に取り組まなければならない大きな問題だと思います。

    名古屋の現状における課題を再認識する意味では、河村氏の行ったアンケートは意味のあったものだと思います。アンケート結果を踏まえて今後どうするべきか。皆で考えられる場があれば良いと思います。

  4. k-carrot より:

    ビー玉さん

    お恥ずかしながら、数々のご指摘ありがとうございます。早速訂正させていただきました。

    ガーデンふ頭もようやくエリア全体での再開発に向けて動き出していますので、金城ふ頭、みなとアルクス、ガーデンふ頭の同時開発で、名古屋のベイエリアが今後大きく変わることと思います。

    引き続き動向を見守っていきたいと思います。

  5. コメダ より:

    レゴランドのプレオープンは思ったより好評だったようですね。
    もちろん無料だからというのもありますが、地元民としてはホッとしてます(笑)
    あとは、実際オープンした後にリピーターをどれだけ掴めるかがカギでしょうか。

    来年には別料金の(笑)水族館やらホテルも併設されるようなので、なんとか盛り上がってほしいですね。

  6. k-carrot より:

    コメダさん

    先日の中日新聞に記事がありましたが、市の予算審議の段取りの悪さでレゴの拡張計画が延期になりそうなので、それが事業者(マーリン・グループ)に悪い印象を与えないことを祈ります。

    10~20代前半の若い人たちの関心も高いですが、おそらくその層はディズニーやUSJと同じイメージで訪れると思いますので、規模では前者に叶わなくとも何かインパクトの強い仕掛けやイベントを求めたいところです。1dayの子ども料金はディズニーよりも高額ですが、年パス料金はUSJよりも若干安いので、市内周辺の幼児家族であればリピートが付く気がしますが、それ以外の層はハードルがかなり高いと思います。