名古屋市交通局が初めて計画する駅ナカ事業の第一号案件として、2019年度の開業を目指して、地下鉄伏見駅構内で計画されているリニューアル工事が予定通りスタートしました。開発主体は、JR東日本・JR西日本・東急不動産の各子会社等との企画競争を勝ち抜いた、「名古屋鉄道・ザイマックス」グループが選ばれています。
多数の店舗区画を段階的に整備
出典 交通局プレスリリースより(再掲載)
計画では、「ミチからマチへ~Fushimi Crossing Place~」をコンセプトに、 多彩な要素が交わる街“伏見”の玄関口を、通過点の「ミチ」ではなく、より楽しい「マチ」として捉え、中央改札から鶴舞線南改札にかけての合計約900㎡のスペースに、物販、軽飲食、サービスなど、15 店舗程度を出店します。エキナカのブランド名がどのようになるのかは分かりませんが、名鉄は金山駅にて自社のエキナカブランド”ミュープラット”の第一号店を2014年に開業しており、伏見駅にもそのノウハウを生かすものと思われます。
工事は区画ごとに段階的に進められるようで、第一弾は旧伏見サービスセンターの一部と、旧倉庫室?付近が仮囲いされています。(上の店舗配置計画の赤枠の部分です)
工期は約4ヶ月弱。全体の完成は2019年度なので、約2年にわたる長期工事となります。
工事の範囲からは外れていると思っていた、中央改札内の鶴舞線上小田井方面ホームへのエスカレーター付近の天井板も剥がされていました。
左奥が中央改札口。
地下鉄千種駅のリニューアル工事とともに、随時ウォッチングしていきます。
※すべて2017年10月22日撮影。