地下鉄栄駅 東山線ホームの軌道壁面を初の本格リニューアルへ!2017年度中の完成目指す!―名古屋市交通局 2017.4.2

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名古屋市交通局は、地下鉄栄駅(東山線)ホームの壁面改修工事を計画しています。同ホームでは、2015年度に安全対策として可動式ホーム柵が設置されましたが、ホーム壁面に設置されている広告枠がホーム柵に隠れ見えにくくなっていることから、既設の広告枠全34箇所を撤去し、設置位置をやや上部にずらした上で、新たな広告枠を計39箇所設置します。また、外壁に用いられているタイルをすべて撤去し、焼付塗装鋼板に取り替えます。先に2番ホーム(名古屋方面)の改修工事に着手し、2番ホームの工事完了後、1番ホーム(藤が丘方面)の工事に着手する予定です。今回のリニューアル工事は、平成28年度に改訂したサインマニュアルに基づいて実施するとされており、駅名標や路線図など各案内サインのデザインが変更される可能性もあります。工事は2018年2月末まで行われる予定です。(※今回の工事では、ホーム天井や床などはリニューアル工事の対象外です。)

 東山線ホームの現状は─

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 栄駅 島式の東山線ホーム

地下鉄栄駅の東山線ホームは、1面2線の島式ホームとなっています。名古屋市営地下鉄の駅における利用者数は名古屋駅に次いで多く、この東山線だけでも一日約15万人の乗降客があります。日中・ラッシュ時は多くの乗降客でたいへん混雑するため、今回は日曜の朝6時半ごろに撮影しました。

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 栄駅 東山線2番ホーム(名古屋方面)

先行して工事が行われる2番ホームについては、既に軌道壁面の広告枠から広告が抜かれ、照明も落されています。かつての駅名標や路線図は内照式でしたが、コスト削減に伴い数年前に非内照式に交換されているため、元々照明は点いていません。特に地下ホームだと暗くて非常に見づらいので、内照式に戻して欲しいです。

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 栄駅 東山線ホーム外壁(リニューアル前)

ラインカラーは後付けですが、壁のタイルなどは開業当時のものです。名古屋の地下鉄では、このように開業以来ほとんど手を加えられていないホームが多々あります。

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 駅名標(横長バージョン)

駅名標の下には、「三越前」や「サンシャイン栄前」といったサブ駅名標が取り付けられていましたが、数年前に剥がされて現在は設置されていません。接着剤の跡が残っていて後処理があまりよろしくないです。名古屋を代表する駅のホームがこれではちょっと見栄えが悪いですね。

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 壁面詳細図(改修前) ※名古屋市電子調達システムページより

既存の壁広告および駅名標は共通形状の枠に収められていますが、リニューアル工事に伴いこれらをすべて撤去します。

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 壁面詳細図(改修後) ※名古屋市電子調達システムページより

新設の駅名標、広告枠、路線図の描写があります。特に駅名標は新しい形のものになる予定で、デザインそのものが変更される可能性もあります。壁の所々には縦にスリット(グレー色ベース)が入り、路線図の周りには東山線のイメージカラー(黄色)が取り入れられるデザインとなっています。

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 ホーム壁面全体の改修後図面(1番ホーム) ※名古屋市電子調達システムページより

緑色の部分がスリット(実際はグレー色がベース)です。この1番ホームの場合、新しい広告枠が20箇所、新しい駅名標が11箇所確認できます。

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 栄駅 東山線1番ホーム(藤が丘方面)

こちらは2番ホームの工事完了後に着手するため、まだ広告枠は稼働しています。駅名標や路線図は元々内部の照明が撤去されています。

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 栄駅 東山線ホーム(藤が丘方)延伸部

栄駅の東山線ホームは、改札階へ上がるエレベータの増設に伴い、後から藤が丘方面へ延伸されました。利用頻度はさほど多くなく、あまり人が立ち入らないため、新駅当然の状態です。同じ東山線のホームとは思えないほどキレイです。

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 栄駅 東山線ホーム(藤が丘方)延伸部

軌道外壁も、元々のホーム部分とはデザインが異なっています。この延伸部に関しては今回の工事の対象外となっています。

【参考】栄駅案内サインのリニューアル設計及びサインマニュアル検証業務委託の契約候補者決定に係る公募型プロポーザルの実施について(2017年3月22日 名古屋市交通局公式サイト)

※すべて2017年4月2日撮影。