ささしま地区と太閤地区を結ぶ「ささしま米野歩道橋」が2011年9月に開通しましたが、太閤地区側の工事は密かに続いており、最後の階段部分の構築が進められています。
イレギュラーな”歩道橋”
鉄道3線をまたぐ「ささしま米野歩道橋」
近鉄・JR関西線・あおなみ線をまたぐ同歩道橋は、都市計画道路椿町線の”オーバーパス”として整備されましたが、3線のうち「あおなみ線」の線路が盛土上にあるため、通常の跨線橋よりもかなり高い位置に架橋されています。
既存の階段から、椿町線”アンダーパス”を東西にまたぐ階段部分が新たに伸びています。近鉄「米野」駅へのショートカットルートとして、近鉄駅からささしま地区へのアクセス時間の短縮に一役買っています。※写真中の表記「黄金」駅は「米野」駅の間違いです。お詫びして訂正します。
歩道橋北側より
既に開通済みのルートから西へ大胆に伸びる近鉄「米野」駅方面への階段。
近鉄「米野」駅ルートの接続部分
こちらは橋の上から。一部欄干を撤去し、階段を伸ばしています。
接続部分の柵の上から
まだ欄干が設置されていないためスリリングです。階段の真ん中に自転車用のスロープ部分が確認できます。階段の真下には「椿町線(アンダーパス)」のトンネルがあります。
近鉄「米野」駅側の地上から
こうして見ると結構な長さの階段ですが、普通の歩道橋より2倍くらいの高さがあります。
※すべて2017年1月22日撮影。