先週の三連休、せっかくなのでどこかへ遠出したい。折角なら山奥で名古屋から近く、かつそこそこ安全な場所…ということで「御在所」が頭に浮かび、飛んでまいりました。
(注:本格的な登山をされる方は、事前計画・準備をしっかり行ってください)
近鉄名古屋駅から特急と普通電車を乗り継いで約1時間、近鉄湯の山線「湯の山温泉」駅へ到着です。
長年愛知に住んでいますが、御在所へ行くのはこの日が初めてでした。名駅から遠すぎず近すぎず、程よい距離で小旅行気分を楽しめました。四日市で湯の山線に乗り換えましたが、途中までは住宅街が広がっており、結構な乗車率でした。単なる観光路線ではなく、地元の重要な生活路線としても頑張っているようです。
近鉄「湯の山温泉」駅前。ここから三重交通の路線バスで温泉地まで移動します。
が、途中で渋滞に巻き込まれ、「三交湯の山温泉」バス停まで通常5~10分のところ30分以上かかってしまいました。
バスの運転手も、発車した後に「一時間近くかかります」とアナウンスしており、他の乗客もかなり驚いた様子でした。乗客を確保するためだとは思いますが、トイレのこともあるので、せめて発車する前に言ってほしかったですね…笑
「三交湯の山温泉」バス停。近鉄湯の山温泉駅方面の路線バスや、名駅(名鉄バスセンター)へ直通する高速バスが発着します。奥の白い建物は、かつてホテルだったのでしょうか。バスのりばの目の前という便利な立地ですが、既に廃業してしまっているようです。
帰りはあっけなく、ここから約5分で近鉄「湯の山温泉」駅に着きました。
御在所ロープウェイ乗り場まで、マイカーは直進ですが、徒歩だと左の道が近いとガードマンが案内していたので、左折します。やはり最近?流行りの「山ガール」をはじめ、本格的な登山客も多く見受けられ、ロープウェイで楽をしようとナメた格好でうろついていた自分がちょっと恥ずかしくなりました(笑)
この界隈のお店はかなり苦戦を強いられているようです。
この日も朝から快晴の一日でした。ビル街で見上げる空と比べ、とても広く、近くに感じます。
案内板の「ロープウェイ近道」の表記を頼りに歩いて行ったものの…
乗り場はバッチリ見えていますが、この先どこから登ればよいのか、案内が見当たりません。後で調べると旅館のすぐ脇に細い抜け道があったようですが、他にも乗り場を探している人がいました。ちょっと分かりづらいですね。
結局バスのりばまで引き換えし、マイカーの向かう方へ登っていくことにしました。笑
この日は3連休の中日ということもあり、ロープウェイ乗り場の駐車場へ向かう車で大混雑でした。
渋滞…渋滞…渋滞…
ここから伸びる渋滞は、「三交湯の山温泉」と「湯の山温泉駅」の中間地点まで(約1.5km)続いていました。
ようやく、御在所ロープウェイ「湯の山温泉」駅に到着です。行きも帰りも沢山の登山客で混雑していました。
ロープウェイに揺られること12分。「山上公園」駅からもっとも近い展望台「朝陽台(ちょうようだい)広場」。(標高約1200メートル)
気温は約20度と、半袖で少し肌寒いくらいでした。
朝陽台広場には、国土交通省の「御在所レーダー雨量計」が設置されています。
見晴台から南方向。標高1161メートルの鎌ヶ岳などが拝めます。
大空へダイブしたくなりました。
南東方向。四日市コンビナートや、伊勢湾を挟んで中部国際空港が見えます。
ちょっとわかりにくいですが、北東方向。左寄りに写るのが名駅の高層ビル群。写真の右端はちょうど東別院と金山の間あたりです。
タワーズやミッドランドはバッチリ見えますが、スパイラルタワーズやナゴヤドームなどは背景と同化しており、なかなか肉眼では確認しづらいです。建設中のJPタワーもかすかに見えています。
今回は突発的な訪問となりましたが、タイミング的には紅葉シーズンを迎える10月~11月に行くのがベストだと思います。
※写真はすべて2014年9月14日撮影。