車で富士山を見に行きました。御殿場インターを降りた後、サファリパークのある裾野市(富士山南側)を通過し、富士五湖を経由しながら山中湖を目指します。(以下、車内からの撮影は後部座席からシートベルト着用の下、行っています)
AM2:30 富士宮市内
西進してきた国道469号から国道139号に乗り換え、朝霧高原(富士五湖)方面へと北上します。ここは立体交差になっており、一つ先の信号を”左折”しないといけません。間違って手前(写真の信号)で右折すると、アサヒ飲料やエリエールの工場団地内を永遠さまようことになるので注意。国道139号は一部区間が元有料道路の「富士宮道路」となっており、立体交差はその名残でした。
静岡県富士宮市 国道139号
交通量もさほど多くなく、のんびりとドライブが楽しめます。
PM3:30 静岡県富士宮市 国道139号
初日は天候に恵まれたものの、この時間でも外気温表示は0℃。(写ってませんが)
朝霧高原(静岡県富士宮市)
関東の大手私鉄で唯一、JR東海管内に乗り入れる特急「あさぎり」(小田急新宿ーJR御殿場)の名前の由来となった場所でもあります。2018年3月17日(土)のダイヤ改正から「ふじさん」に改められ、「特急あさぎり」の名前は消滅します。
中腹の木の一本一本の大きさからもわかる日本最高峰の壮大さ。
PM3:45 本栖湖(山梨県富士河口湖町)
途中、雪が20~30センチほど残っているところがありましたが、主要道路はしっかり除雪してありました。
本栖湖
新千円札の裏に描かれているのと同じアングルから。
今年は記録的な厳冬の割に、山頂の雪は思ったほど多くない気もします。
PM4:15 精進湖(山梨県富士河口湖町)
この時期は湖面に氷が張っており、もう少し暖かくなれば逆さ富士が拝めるかもしれません。
宿のある山中湖へ
PM9:00 山梨県山中湖村
この日は事前に予約した山中湖畔の宿で宿泊。途中富士吉田市街に入ったあたりで積雪量が20~30センチほどになり、この山中湖周辺にかけてが最も積雪量が多いように感じました。
部屋からは、間近で富士山を拝めます。(部屋によって異なります)
ペンションから湖畔のサイクリングロードを隔ててすぐ山中湖が広がります。日没後も雲一つない綺麗な星空。辺りには比較的新しめの大きな家が点在しています。
辺りには人工的な音が一切なく、張り詰めた空気の中、時折湖面に張った氷がバリバリっと割れる音が聞こえるくらいで本当にシーンとしています。
何度も手持ちでの長時間露光に苦戦しながら、1時間ほど粘りましたが、吐息で前髪につららができました。次からはしっかり三脚を持参したいと思います。
風邪が悪化しそうなのでそろそろ寝ます。
翌朝
朝のやわらかな日差しが差し込むエントランス。
この日の早朝の最低気温は、山中湖村のアメダスで5時にー15.6℃。ペンションの方も朝起きてー13℃くらいまで下がったとおっしゃっていました。
写真だと全く伝わりませんが、うっかり車の中に放置していたお茶のペットボトルも、一晩で岩のようにガチゴチに。車内も家庭用冷凍庫並みには下がるようです。
AM6:55
ちょうど日の出の頃。山頂付近が影に…。
AM8:30
朝食取っている間に上空の低い雲が完全に晴れる。よしシャッターチャンス!と思ったら左から別の雲が…
オワタ\(^o^)/
泊まったペンション
今回宿泊させていただいたのは「ラコストリ山中湖」さん。
エントランス付近が特徴的な外観。和室5部屋、洋室(ツイン)1部屋のこじんまりとしたペンションです。1993~94年頃に完成した建物と思われますが、中は隅々まで大変綺麗に手入れされています。また、ネットの口コミにもあるとおり、夕・朝ともにお食事がとてもおいしいです。やわらかい牛肉ステーキと白身魚のホイル蒸しが特に美味でした。お近くに来られる際にはぜひ一度宿泊してみてください。ざわざわしていないので、家族連れはもちろん、カップルや夫婦水入らずの旅行にもおすすめです。
出発
山梨県道730号 山梨県山中湖村
帰る途中、三国峠に寄り道しました。積雪量は多いですが、三国山を超える唯一のルートだけに、路面はしっかり除雪されていました。気温が低いので凍結によるスリップには注意。
三国峠(山梨県山中湖村)
標高が高いせいか、常時暴風が吹き荒れていました。先客の置き土産で少しほっこり。
三国峠
結局2日目は時折陽が差すものの、ほぼ終日曇天で富士山はほとんど拝めませんでした。晴れていれば、山中湖を見下ろすように左上に富士山が大きく拝めるのですが…。前日の天候が良かっただけに、なかなかそう上手くは事は運びません。
※すべて2018年1月27日~28日撮影。